海岸通り

観賞魚のエアーポンプNON-NOISE S200交換修理

2018-09-05

ディスカス
水槽のディスカス

観賞魚のエアーポンプ修理ですが水槽は幅が60センチ程度の普通の水槽ようのエアーポンプの修理です。修理といっても痛んだダイヤフラムとポンプの弁を取り替えるだけのことなんですが購入時の箱の裏に弁の取り替え方が書いてありましたがてこずってしまいましたのでメモしました。ダイヤフラムと弁の交換でもう10年以上使っていて新品を購入するより経済的です

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観賞用ポンプ交換修理 NON-NOISE S200

観賞魚用水槽ポンプNON-NOISE S200
今使っている観賞魚用水槽ポンプNON-NOISE S200もうかれこれ15年?になります。

交換修理パーツ

交換パーツ
これが交換パーツです

これが修理・交換用パーツです。このパーツは近くのホームセンターなどで売っいて700円前後だと思います。お近くにホームセンターなどが無い場合は通販でも購入できますが送料がかかるので割高になってしまいます。
S200とW300という型と両方に合います。

交換修理用マニュアル(説明書)

修理、交換マニュアル
これが修理、交換マニュアルです

何度か弁の交換修理をしているのでこの図を見てなんとなく分かりますが、初めての時は難しかったです。

交換修理に必要な道具

修理交換に必要道具
交換修理に必要道具

交換修理に必要な道具はプラスドライバーと爪楊枝の二つで、爪楊枝は2本あったほうがやりやすいです。本当ならピンセットあったら簡単に交換できます。上の写真のプラスドライバーと爪楊枝以外はパーツセットに同封されています。ダイヤフラムの中に弁と弁押さえが入っています。それでは交換修理にを行いましょう。

交換修理手順

始めにポンプの上蓋をはずす

ポンプの上蓋をはずしたところ
ポンプを裏返して4本のねじを取り上蓋をはずします。

始めにポンプ本体をひっくり返して裏側から4本のねじをとって、上蓋をはずします。すると上の写真のようになります。
交換する部分は黄色い枠で囲っている部分2箇所です。この丸いゴムをダイヤフラムというようです。長い間使っているとダイヤフラムが破れて空気を送ることができなくなります。長年の使用で空気が出ない、或いは弱い原因は弁よりダイヤフラムが破れていることが殆どです。ついでに弁も交換といったかんじです。説明書もありましたが分からなかったので見よう見まねでやってみました。

これがサイレントボックス

ポンプ取り外し
ポンプのサイレントボックスの取り外し

黄色の線で囲んだところをサイレントボックスと言うようです。取り外しの時は青いコイルの下、そして左右にある四角い金属の間にねじがあります。このねじを先に外してサイレンとボックスを取り出してください。ねじを外したらサイレントボックス全体を持ち上げるようにしながら前後左右に動かすと取り出しやすいです。この前後左右動かすのが取り出しやすいコツです。

サイレントボックスを取り出し

ポンプ-2
サイレントボックスを外したところ

ここから修理、交換作業へと進んで行きます。交換するのは二つのダイヤフラムとその中の弁です。これだけです。てこずったのは外し方です。外し方は左側のダイヤフラムの場合でしたら左側へ(金属がある方向へ)こじると言いますか、押すと言ったらいいでしょうか、むしり取る感じで取り外します。ここがてこずるところです。

ダイヤフラムを外したところ

ダイヤフラム
ダイヤフラムを外したところ

サイレントボックスのダイヤフラムを外したところです。上にも書きましたがこの作業がやりにくいです。ようは取り付け台にかぶせてあるだけなのでダイヤフラムを外せばあとは簡単です。ダイヤフラム取り付け台(名前が無いので筆者が名前をつけました)の中央のねじをゆるめて外します。取り付け台の中に弁と、弁押さえがあるので交換します。

ダイヤフラムの交換修理

ダイヤフラムの交換
ダイヤフラムの交換

ダイヤフラムの交換は簡単で上の写真のようにダイヤフラムの内側からプラスドライバーで真ん中のねじを外せば取れます。
取り付けもダイヤフラムにねじを通し振動版?にねじを締め付けるだけですがこの締め加減がちょっと難しいです。それは、締めすぎると正確にチェックしたわけではありませんがダイヤフラムの劣化が早いように思えます。ゆる過ぎるとねじが緩んだりしないかと気になります。
では、どの程度がいいのかというとダイヤフラムの厚みが3分の1凹む位だと思います。経験上この程度の締め付け具合でかなり長持ちしています。この締め付け加減をちょっと気にして下さい。

ダイヤフラムと取り付け台の弁と弁押さえの交換修理手順

弁交換修理
弁交換修理

ダイヤフラム取り付け台の中にある弁と弁押さえを交換します。左側の写真が取り付け台を外したところです。ちょうど豚さんの鼻の様な形をしたのが弁押さえです。この穴にピンセットの先を入れて上方向に引き抜きます。すると右側の写真ように弁が見えてきます。この弁もピンセットで取り除きます。この時、弁周りも汚れているので綺麗に掃除しておきましょう掃除はピンセットの先にティッシュのような物か布切れを少し湿らせたものを摘んで拭くと誇りも取れて綺麗になります。写真は3回目の交換修理でかなり汚れています。弁の周りが綺麗になったら新しい弁を同じように置きます。その次に弁押さえを入れて押さえます。
※爪楊枝の場合は2本の爪楊枝を弁押さえの二つの穴に差し込んで引き上げるようにして外します。弁は爪楊枝の先を弁の下に入れるようにすると取り出せます。
ここまで出来たら取り付け台を上下に180度ひっくり返して反対側も同じように交換しましょう。
取り付け台は左右にあるのでもう一個も同じようにします。後は逆の手順で組み上げたら交換修理は完了となります。
※ピンセットが無い場合は爪楊枝が2本か竹串などをピンセットのように使うとピンセットは必要ありません。筆者はいつも爪楊枝で交換作業を行っています。お試し下さい。

取り付け台にダイヤフラムを取り付ける

ダイヤフラムの取り付け
取り付け台に弁と弁押さえを新しい物に交換できたらサイレントボックスに取り付けます。この作業が最後のてこずるところです。写真は弁と弁押さえを交換してサイレントボックスにパッキンをはさんで取り付け台をつけたところです。この後ダイヤフラムを回して取り付け台に被せるように取り付けます。筆者は不器用なのでここが難しいです。なかなかうまく入りません特に下の部分なんですが、ここはドライバーの先に布切れの様な物を巻いて押し込むようにすると入りやすいかと思います。ここはあせらずゆっくりとやって下さい。反対側も同じようにすると交換修理は完了です。
お疲れまでした。
※弁と弁押さえ、ダイヤフラムを交換するととっても静かで泡の量が増えてとってもうれしくなります。(^。^)/

まとめ

ダイヤフラムの亀裂
ダイヤフラムの亀裂で空気が出なかった

一応ですが今回の交換はダイヤフラムで、これが破れていたのが原因でした。空気が少ししか出なくていつ止まるかといった状態でした。自分で出来ると経済的で助かります。また、筆者は交換修理が3回目ですので15分もあれば完了します。初めての時は分からず1時間くらいかかってしまい不器用さを確認しました。修理完了後はいつもに増して静かです。
それと、書き終わって読み直すと結構難しそうに感じますが決してそんなことはありませんので是非挑戦して下さい。

 

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Posted by arys